「もうひとつの いしょくじゅうのかたち」
Mauiで過ごしていた誕生日の夜のこと。
「フロントになんか届いていたみたい」。
そう言って、夫に渡された封筒。
なんだろうと、開けてみると、
出てきたのは......
「もうひとつの いしょくじゅうのかたち」
と記された40ページほどの1冊の本。
(写真は本の中の一部です。)
そこには、ちょびの衣食住のかたちが綴られていました。
ちょびの筆跡で。
ちょびとの何気ない日々の中の想い出たちが、
堰を切ったように溢れ出し、気がつくと涙がぼろぼろ流れていました。
私にとって、ちょびと過ごした日々は何にも代え難い宝物。
そんなたくさんの宝物がつまった本は、今までもらったどんなものよりもうれしかった。
ちょびが旅立ってから、1日たりともちょびに話しかけない日はありません。
離れていつも心はひとつ。
いつも大切に心に留めていることです。
いつまでたってもさみしさは消えないけれど、
目に見えることがすべてではないと思うから、
またいつか逢える日を楽しみに、日々を笑顔で精一杯過ごしていきたいと思うのです。