受け継いでいきたい味
活気溢れる30日の築地に、おせちの買出しに出かけるのは我が家の恒例。
普段から2週間に1度のペースで築地に通っていますが、
7年近く通っていると、どこのお店で何を買うかだいたい決まっています。
お店の方にいろいろなことを教わるのも楽しみのひとつです。
そんな築地で調達した新鮮な材料を使って、
母と分担しながらわいわいおせちを作るのですが、今年は久しぶりにひとりで作りました。
母の味は曾祖母と祖母から、私の味は祖母と母から......
こうして、目には見えない味や習慣を受け継いでいくことは、日本の美しい文化のひとつだと思うのです。
私も次の世代にこの味を受け継いでいきたいと、未だに祖母や母の作ってくれる料理に興味津々です。
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